防大かわら版
防大かわら版vol.173
掲示内容一覧
- 開校記念祭棒倒しを終えて
- 開校記念祭棒引きを終えて
- 開校記念祭演劇祭を終えて
開校記念祭棒倒しを終えて
松山 学生
「歴史を変え、未来を拓く。」今年の4大隊はこの言葉をスローガンに掲げ、棒倒し競技会において圧倒的優勝を目標に、どの大隊よりも熱く盛り上がり、そして真摯に取り組んできました。
私は第4大隊の棒倒し総長として活動する中で、多くの学びを得ましたが、その中で最も深く心に残ったのは「絆」の大切さです。他大隊の総長の学生、指導教官と学生、4大隊の学生同士などその形は様々ですが、今年の4大隊の学生間には例年以上に強固な絆と信頼関係がありました。それは「自分が勝ちたい」という思いだけでなく、「仲間のために勝ちたい」という意志が全員に存在していました。
競技会当日、4大隊はまさに歴史を変えるべく生まれた“一つの大きな生命体”のようでした。一人ひとりが細胞として自らの役割を理解し、使命を果たし、その全てが有機的に結びつきました。そして、相互の絆と信頼に裏打ちされた圧倒的な士気と団結力をもった「4大隊」という生き物が、「歴史を変える」ため、大きく羽ばたいたのです。その結果、4大隊は20年ぶりの優勝という歴史的な勝利を掴み取ることが出来ました。
当日、力強い声援を送ってくださった皆さま、日頃から熱心にご指導いただいた指導教官の方々、そして最後まで共に戦い抜いた4大隊の学生全員に、心から感謝しています。私は4大隊の総長として棒倒しに参加することができて本当に幸せでした。これは皆さまの支えがあったからこその勝利だと強く感じています。
ただ、4大隊の棒倒しはここで終わりではありません。今後は、私が学んだことを来年度の学生にしっかりと引き継ぎ、4大隊がこの先20年間絶対王者として歩み続けられるよう、卒業まで全力でサポートしていきます。


開校記念祭棒引きを終えて
原 学生
開校記念祭の棒引き競技会(参加資格は、女子学生)は、今年度で2回目の開催となりました。
4大隊の棒引き競技会の総長(責任者)として、昨年度の教訓(予選敗退)及び大幅なルール改定を踏まえ、「常に考え続ける」ことを徹底しつつ、一人ひとりが役割を理解し、状況の変化に対応できる組織を作ることを目標に掲げ練成しました。
練成間、練った作戦が計画通りに進まず何度も見直しを重ねたことにより、選手及びスタッフに大きな負担をかけたものの、皆は愚痴や弱音を吐くことなく最後までついてきてくれました。加えて、棒倒し(参加資格は、男子学生)のスタッフ及び棒引きに参加できなかった女子学生から多くの支援もあり、まさに「大隊の総力戦」で競技会に挑みました。
競技会1日目は1大隊に勝利し、2日目の3大隊との決勝は、天候不良により延期(4日後)となりました。決勝までの間、優勝への執念を切らすことがないよう課題の徹底的な洗い出しと改善を行いました。その結果、決勝は激闘を制し4大隊として「棒引き初優勝」という輝かしい成果を収めることができました。
この期間を通して、リーダーシップ及びフォロアーシップの重要性について、身をもって学ぶことができ、卒業までの学生生活や卒業後の幹部自衛官としての勤務に活かしていきたいと思います。


開校記念祭演劇祭を終えて
田村 学生
第3大隊は、全ての競技会に全員が一致団結して臨むことから、別名「お祭り大隊」と呼ばれています。今年度の演劇祭は、その名にふさわしく、明るく活気あふれる演劇を作り上げることを目標として取り組んできました。その結果、演劇最優秀大隊の栄誉を頂くことができたのは、全員が少しでも盛り上がる演劇にしようと力を結集させた成果であり、大変光栄に思います。
私は、第3大隊演劇祭責任者として、演劇祭からリーダーシップや勝つための戦略などたくさんのことを学びました。その中でも特に印象に残っていることは「信じることの尊さ」です。今年度の演劇祭テーマ「心」から、第3大隊のテーマを「信じる心」としました。不思議なことに、演劇を作る過程では何度も「信じる心」の大切さを実感することができました。脚本や演出に関して仲間の意見を信じてみたことが結果として上手くいったり、公演直前に緊張している際には、いつも役者・大道具・照明・音響といった仲間への信頼が支えとなったりと、演劇祭の様々な場面で「信頼」の持つ力の大きさに心を動かされました。今後も、演劇祭から学んだことを防大生活、将来の自衛官生活に活かしていきたいと思います。
アドバイスや練成の監督をしてくださった指導教官の方々、応援してくれた3大隊員、関わったすべての方々に御礼申し上げます。最後になりますが、私を「信じて」ついてきてくれた第3大隊演劇祭関係者のみんな、本当にありがとう。

