防大かわら版vol.165

前期学生隊学生長として

小堀　学生

令和７年度前期学生隊学生長になりました小堀学生です。
将来、日本の国防を担う防衛大学校の前期学生隊学生長という役職に就く機会を与えられ、身が引き締まる思いと職務を全うしなければという責任を強く感じています。
我が国を取り巻く安全保障環境が目まぐるしく変化し、防衛省・自衛隊に求められている役割が増えていることは防衛大学校で学ぶ我々学生にとっても、その対応の重要性をひしひしと感じています。我が国の平和と安全を守るためにも、我々学生は変化する安全保障環境に適応できる幹部自衛官を目指さなければなりません。そのために変化を恐れず様々な事に挑
戦していくことが私達には求められています。
さらに、我々に求められている資質等を深く理解し、我々の双肩に「国民からの期待」と「将来の国防」がかかっていることを我々学生は自覚する必要があると考えます。
こうした背景を基に令和７年度学生隊運営方針を「自覚」としました。防大生としての「自覚」、幹部自衛官になる者としての「自覚」、国民から期待されているという「自覚」、私は前期学生隊学生長として以上のような意識を学生に根付かせ、日本の明るい未来を切り拓いていく人材になれるように全力を尽くして勤務していく所存です。