近年、国際平和協力活動などで自衛隊が海外に派遣される機会が増えています。
さらにわが国の平和と安定を確保するための多国間・二国間の防衛交流も、具体的な行動を伴った協力へと深まりつつあります。
このような国際的な実務の最前線は、究極的には固有の文化的背景をもつ人と人がじかに接する場となります。
したがって、そうした現場で活動する幹部自衛官には、各国・地域の文化的特性を理解した上で、文化や宗教の違いによる摩擦を回避し、効果的なコミュニケーションを行う能力が必要です。
人間文化学科は、わが国の安全保障をめぐるこうした要請に応えるべく、人文科学の諸分野の教育を通して、異文化理解/異文化コミュニケーション能力を育成することを目標としています。
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