防大タイムズ
防大タイムズNo.268
- 米士官学校への4年間留学制度を開始
- トンガ及びフィジー駐日大使、留学生を激励
- 横須賀市立池上中学校の防災学習に地球海洋学科の教授らが参加
米士官学校への4年間留学制度を開始




防衛大学校では、令和7年度より米国士官学校への4年間留学制度を開始しました。
本制度は将来の幹部自衛官として必要な国際的視野に立脚した識見を養うとともに、日米士官候補生間の強固な人的ネットワーク構築を通じた将来の日米同盟の一層の深化に寄与することを目的としています。
4年間留学生第1号となったのは2学年の3名。3名は米陸軍士官学校、米海軍兵学校及び米空軍士官学校にそれぞれ入校するため、6月中に米国へと出発します。
留学を前に、駐日米国大使や防衛大臣への報告、全学生の前での留学生活への決意表明、辞令書交付、学校長をはじめとする教職員からの激励、と様々な手続きや挨拶を終え、最後は苦楽を共にした同期らに見送られ防衛大学校を後にしました。
トンガ及びフィジー駐日大使、留学生を激励


5月23日(金)、太平洋島嶼国との関係強化を目指して令和7年度より留学生の受け入れが開始された、トンガ王国及びフィジー共和国の駐日大使をお迎えしました。
留学生を交えての懇談ののち、日本語教育の授業の様子や学生舎の生活環境等をご覧いただき、各国から派遣された学生らの防衛大学校での留学生活を激励していただきました。
横須賀市立池上中学校の防災学習に地球海洋学科の教授らが参加



6月10日(火)、横須賀市立池上中学校の総合的な学習の時間で実施されている防災学習に応用科学群地球海洋学科の岩崎教授、西准教授及び村越講師が参加しました。
1グループ3~4名の生徒が継続的な防災学習の一環として全校生徒に向けて発表するために台風、地震や津波、噴火等の災害が起こるメカニズムや生活への影響、減災の方法等、それぞれが選んだテーマについて作成したプレゼンテーションの事前発表を聞き、より分かりやすくて印象深い、かつ、説得力のあるプレゼンテーションにするためのアドバイスや、さらに興味を持って調べてみたくなるような課題を付与し、また、中学生から次々と出てくる質問に専門的な見解を取り入れつつも、わかりやすく丁寧に答え、活発で和やかな授業となりました。