防衛大学校National Defense Academy

防大タイムズ

防大タイムズNo.261

掲載内容一覧

  • 令和6年秋の叙勲
  • 第72回開校記念祭を開催
  • 防衛大学校儀仗隊 自衛隊音楽まつりに参加

令和6年秋の叙勲

令和6年秋の叙勲における受章者が令和6年10月25日の閣議で決定され、同年11月3日に発令されました。
防衛大学校関係の受章者は3名。近藤 義宏 名誉教授、柳 繁 名誉教授が瑞宝中綬章を、新川 孝男 元教授(新川元教授は体調不良のため伝達式、拝謁等は欠席)は瑞宝小綬章をそれぞれ受章され、同年11月18日(月)、防衛省講堂にて本田 太郎 防衛副大臣による叙勲勲章伝達式が執り行われました。

第72回開校記念祭を開催

令和6年11月9日(土)・10日(日)、防衛大学校は第72回開校記念祭を開催しました。創立から72年培ってきた伝統を尊重しつつ、新たな試みに挑戦していく現在の防衛大学校を知っていただくため「どうだ、防大」を今年度のテーマとし、地域住民の方々をはじめ多くの来場者に対し、日頃の感謝を伝えるとともに本校への更なるご理解をいただくべく、様々な行事を実施しました。

1日目。今回初の試みとして、女子学生による棒引き競技を実施しました。自陣に引き入れた棒の数と点数で勝敗を競い、それぞれの作戦と意地のぶつかり合う熱い戦いを繰り広げました。
また、日頃の教育訓練の成果を訓練展示という形で披露し、多くの拍手をいただきました。
午後には本校の伝統的競技である棒倒し競技会の予選2試合を実施し、大いに盛り上がりました。

2日目。開校を祝い記念式典・観閲式を挙行しました。学生隊学生長の指揮の下、厳粛かつ華やかに観閲行進を行い、また、陸上・海上・航空各自衛隊の航空機による祝賀飛行が実施されるとともに、防衛大学校儀仗隊によるドリル演技を披露しました。
午後の棒倒し競技会では、前日の予選を見事勝ち抜いた第1大隊と第2大隊の決勝戦が実施され、互いに考え抜いた綿密な戦略に基づく全身全霊をぶつけ合う攻防戦の末、第2大隊が圧倒的な強さを見せ3連覇を達成しました。

そのほか、両日にわたって研究室の公開や入試相談、校友会活動展示や学生隊ステージなどを校内各所で実施し、来場者数述べ1万6千人に迫る大盛況のうちに幕を閉じました。

防衛大学校儀仗隊 自衛隊音楽まつりに参加

令和6年11月15日(金)・16日(土)の両日、防衛大学校儀仗隊は自衛隊音楽まつりに参加しました。自衛隊音楽まつりは自衛隊記念日行事の一環として、毎年11月に日本武道館において開催される自衛隊最大の音楽イベントです。
会場では陸海空各音楽隊による演奏や自衛太鼓のほか、米海兵隊第3海兵起動展開部隊音楽隊、ヨルダン軍軍楽隊による華やかで迫力ある演奏が披露されるなか、防衛大学校儀仗隊は勇壮なドリル演技で来場された観客を楽しませようと、日頃の訓練成果を精一杯発揮しました。